アメリカンバイクおすすめ10車種!

【2017年版】アメリカンバイクおすすめ10車種!【全メーカー】

 

普通二輪免許から大型二輪免許で乗れるハーレーまで、豊富な種類が揃ったアメリカンバイクは、数あるジャンルの中でも不変の人気を誇る定番の人気ジャンルです。

 

「いつかはハーレー」という名言で知られるハーレーダビッドソン製バイクを始め、国内メーカーも非常に意欲的なモデルを次々投入し、かつて「ジャメリカン」の蔑称があった時代とは次元の違う完成度のマシンが多数販売されています。

 

今回は、250cc・400cc・750ccまでのミドルクラスから、750cc越えのビッグアメリカンまで、数多くのバイクを乗った管理人厳選の10車種をご紹介させて頂きます!

 

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普通二輪免許で乗れるアメリカンバイク! 250cc&400cc編

 

16歳以上になれば、誰でも所得可能な普通二輪免許は、私たち日本人にとってもっとも身近なバイクの運転免許です。

 

高速道路の走行が可能となり、二人乗りも合法で法定速度も自動車同様と、バイクを乗る上で制約が少ないことから愛好者の多いクラスでもあります。

 

免許を取って初めてのバイクはアメリカンに…と決めておられた方も多いのではないでしょうか?

 

そんなあなたの期待に応えて、まずは250cc&400ccクラスのアメリカンバイクからおすすめ車種をご紹介させて頂きます。

 

Vツインエンジンとチョッパースタイルの美しさ! ヤマハ XV400ビラーゴ

 

 

美しいVツインエンジンと本格的なチョッパースタイルを採用し、1987年に販売を開始したのが「ヤマハ XV400Virago(ビラーゴ)」です。

 

「じゃじゃ馬娘」「お転婆娘」といった意味を持つ名前だけに、陽気なヤンキー娘っぽさが全面に押し出された魅力を持ったアメリカンバイクで、後にこのエンジンがドラッグスター400へ受け継がれることとなりました。

 

全長2,225mm×全幅725mm(フラットハンドル装着車)×全高1,055mmと優れた体格を与えられ、最高出力40psという元気なエンジンでアメリカンらしからぬか速力で人気を博しました。

 

同時代のライバルとしては「ホンダ スティード400」が存在しますが、こちらの30psという最高出力と比較すると、いかにパワフルなエンジンを与えられていたかお察し頂けるかと思います。

 

チョッパースタイルでありながら非常に軽快なハンドリング性が持ち味となっており、その感覚はまるでロードスポーツ車そのもの。

 

乾燥重量も178kgと軽量に作られており、和製アメリカンなのにコーナリングも得意という従来のライバル車にない運動性能の高さも魅力のひとつです。

 

発売当初は不思議なほど人気がありませんでしたが、1991年頃のアメリカンブームによって再評価され、その完成度の高さで一躍人気車種の仲間入りを果たしました。

 


 


 

1996年の「ドラッグスター400」登場とともに生産を終了し、キャブレター仕様車のみが流通していますが、基本的にはかなり耐久性が高く初心者でも十分扱えるバランスのよい車種と言えます。

 

レギュレーターなど電装系が少々弱いという一面もあり、これから購入を検討されている方は事前に電装系の交換内容などを確認しておくことをおすすめいたします。

 

現在の中古バイク市場での平均相場価格は10~40万円前後が主流となっており、ある程度カスタムされた車両がリーズナブルに入手可能となっています。

 

根気よく探せばカスタムパーツもまだまだ多く、シーシーバーなど他社アメリカンの純正流用が効くパーツもあるため、気長にじっくりと手をかけていきたい方に最良の相棒です。

 

タフでクールな水冷短気筒エンジンで復活! ホンダ レブル250

 

 

1985年にアメリカンスタイルのスポーツバイクという当時ならではの仕様で販売されていたのが、250ccクラスの「ホンダ Rebel(レブル)」です。

 

全長2,115mm×全幅815mm×全高1,100mmと、シート高660mmという足つき性のよさで人気を博しました。

 

1998年の排出ガス規制によって生産終了となっておりましたが、海外では生産・販売が継続され、今年2017年に水冷短気筒エンジン搭載車として日本での復活が正式発表されました。

 

去る3/18の「大阪モーターサイクルショー」にて、一般向けのお披露目がされたので早速試乗させて頂きました。

 

今回の新型レブルは明確に「クルーザーモデル」という位置付けでアナウンスされており、500ccと同一のフルサイズモデルとしてリリース予定。

 

タフでクールな印象を受ける車体デザインも見事ですが、全長2,188mm×全幅820mm全高1,094mmという車体サイズにシート高690mmと収まりのよいところは先代を継承。

 

日本仕様にタンデムシートとステップが装着されたのは本邦初公開でしたが、跨ってみた感じ全く違和感はなく、肉厚で柔らかいシートの座り心地は抜群でした。

 

形状はサドルシートに近いものとなっており、前方が絞り込まれてスポーツ走行も十分こなせるほどフィット感が良かったのが印象的でした。

 


 


 

かなりハンドリングは軽く、それほど力を入れずともクイックに切ることができ、ロードスポーツモデルと遜色ないフィーリングとなっております。

 

スチール製のリアフェンダーなど、アメリカンバイクの質感を高める工夫が随所に見られ、ABSモデルの新車販売価格は税込み588,600円と比較的リーズナブル。

 

海外では286ccエンジン搭載ですが、日本仕様車はどうやらCRF250Lのエンジンをベースにしている様子で、サドルバッグやリアキャリア・12V電源キット・フットレストなど、オプションも豊富に展開予定。

 

ホンダが本気で250ccクラスを奪りに来たことがよく分かる充実した内容となっており、今年最大の注目株と言えます。

 

どこまでも低く長くのフォルムが自慢! ヤマハ ドラッグスター400

 

 

フォワードコントロールの重厚感を強調し、ロー&ロングスタイルで1996年に登場したのが「ヤマハ DragStar(ドラッグスター)400」です。

 

全長2,340mm×全幅840mm×全高1,065mmと風格ある車体に加え、「XV400ビラーゴ」をベースとした最大出力37ps/7,500rpm(最初期モデル)の高性能エンジンを搭載。

 

ヤマハハンドリングを忠実になぞった素直なハンドリングが大きな特徴のひとつで、装備重量220kgを感じさせない運動性能も兼ね備えています。

 

フォワードコントロール車のため、乗りこなすにはコツが必要となりますが、慣れてしまえばコーナリングの限界値は意外に高め。

 

ライディングスタイルはハーレーダビッドソンのビッグツインに近い形を意識すれば、アメリカン初心者でもすぐに親しめるとっつきやすさがあります。

 

2017年現在も新車販売されている稀少な400ccアメリカンであり、中古バイク市場でもかなり玉数が豊富なのも魅力のひとつです。

 


 


 

大柄な車体のため非常にカスタム映えする車種でもあり、国内の主要なパーツメーカーは殆どがドラッグスター400用パーツを扱っており、パーツセレクトに困ることもまずないでしょう。

 

FI化した2008年以降、XV400ビラーゴ譲りの鼓動感が若干抑えられてしまいましたが、普通二輪免許で乗れる和製アメリカンとしては非常によく出来た優等生と言える存在です。

 

現在では10万円前後から中古車両を探すこともでき、低予算でも程度のよい車両を探しやすく、免許を取立ての方のファーストバイクとしてもおすすめです。

 

レブルにバトンを託して勇退のホンダ400ccアメリカン! ホンダ シャドウスラッシャー400

 

 

流行をそつなく取り入れた感のあるオリジナル「ホンダ Shadow(シャドウ)400」に対し、骨太なカスタム感を重視して作られた派生モデルとなるのが2000年に追加販売となった「シャドウスラッシャー400」です。

 

カスタム色を強調したシャドウスラッシャーは、シャドウ400よりも低速よりの出力特性となっているのが大きな特徴で、大らかに構えて乗るクルーザーモデルらしい走りが楽しめる一台となっています。

 

外見上の特徴はやや小型となったガソリンタンクやショートフェンダーで、全長2,310mm×全幅840mm×全高1,115mmと若干スリムに仕上げられています。

 

特にシート645mmという低さと座り心地の良さは400ccアメリカン中最上位に値し、小柄な女性ライダーでも疲労感なく長距離ツーリングが楽しめるほど快適。

 

いかつい見た目とは裏腹に、乗り手を優しく労わるようなジェントルな一面も持ち合わせているため、アメリカン初心者には絶好の入門用マシンと言えます。

 

純正マフラーは右2本出しのストレートタイプですが、雰囲気を活かした派手なカスタム人気が高く、思いっきりイジって乗るオーナーが多いモデルです。

 


 


 

2008年の最終モデルを持って生産が終了してしまいましたが、大人しくまとめられた「シャドウ400」や後継の「シャドウファントム」よりも迫力があるためか、オーナー満足度が総じて高めとなっているのもおすすめポイントのひとつです。

 

中古バイク市場では15万円前後から入手することが可能となっており、ノーマルからフルカスタム車両まで幅広く探せるのも魅力的3002

 

他車からの純正流用でもかなり見栄えよくカスタマイズすることが可能ですので、上手に組み合わせて低予算で楽しみたい方にもおすすめの一台です。

 

クラスレスのド迫力400ccアメリカン! カワサキ バルカンドリフター

 

 

1984年に北米向け輸出車として始まった「カワサキ Vulcan(バルカン)シリーズ」において、95年の2代目VN400から派生したモデルが「カワサキ Vulcan Drifter(バルカンドリフター)」です。

 

バルカン800と共通のビッグボディに、ホイールの半分を覆い尽くす前後のエスカルゴフェンダーを装着し、バイクの事が全く分からない方でも一目で分かる重厚なカスタム色を持った個性的なクルーザーです。

 

フルサイズマシンらしく全長2,490mm×全幅995mm×全高1,120mmと非常に大柄で、この車体サイズは「ヤマハ ドラッグスター400」と比べて一回り以上上のサイズとなっております。

 

それだけに信号待ちなどでハーレー製のビッグツインと並んでも全く見劣りしないほどで、普通二輪免許で乗れるアメリカンバイクとしては所有感はまさに別格の存在と言えるでしょう。

 

装備面でも乗りやすく前方を絞ったバディシート、右側に2in1の形でまとめられたマフラーなど、どれを取っても国産400ccアメリカンとは思えない独特の個性があり、テイスティさでは400ccアメリカン中間違いなくトップと言えます。

 

ただし、乾燥重量248kgの巨体に対し、搭載される水冷V型2気筒V型エンジンの最高出力は33psと/8,500rpmと控えめであるため、初速はあまり速くはありません。

 

その上、アメリカンバイクとしては比較的高回転寄りの出力設定で、信号待ちからのゼロスタートでは2スト50ccスクーターの方が早いことも。

 

「アメリカンバイクはどっしり構えて乗るもの」という考え方が出来る方であれば、管理人は他のライバル車よりもこちらの方が満足度は高いと断言いたします。

 


 


 

高回転型エンジンのため、一定以上の速度に上がると排気音が一体化し、ネイキッド的なフィーリングになってしまう面もありますが、SR400用のフロントスプロケット(20Tサイズ)に交換することにより、80km.h前後までドコドコとした迫力あるサウンドが楽しめます。

 

これはバルカンドリフター乗りが最低限行うべきカスタムのひとつと言われているほどで、これさえしておけばハーレー乗り達からも一目置かれる存在になること間違いなし。

 

ブレーキキャリパーなどもフェンダーで隠れているため、メンテナンス性ではライバル車よりも格段に劣りますが、アメリカンというジャンルが見た目と大らかな乗り味を楽しむ性格上、こちらはマイナス材料とはならず、オーナーの手で仕上げる楽しみが加味されますので、アメリカン入門用としてもおすすめできるマシンです。

 

現在の中古バイク市場では品薄気味ですが、根気よく探せば20万円台前半で手に入れることも可能です。

 

予算の少ない方でも手が届きやすく、所有感も抜群という満足度の高さは、きっとアメリカン初心者の方でもその醍醐味を満喫できる絶対の自信がある一台です。

 

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大型ならではの強烈な存在感! 400cc越えの大型アメリカン編

 

大型二輪免許はあるから、いつかはハーレーに…。

 

バイク乗りならではの浪漫ですよね。確かに非常に魅力的です。

 

しかし、リターンライダーの方も含め、近年の大型和製アメリカンバイクの完成度の高さを今一度ご確認して頂きたく思います、

 

以下、管理人厳選の大型アメリカンバイク編をお届けいたします!

 

海外から参戦のヤマハ式ロードスター! ヤマハ BOLT

 

 

一切の無駄を削ぎ落としてバイク本来の原点へ。

 

そんなコンセプトを基本とし、北米を中心に盛り上がりを見せるカスタム手法が"ボバースタイル"です。

 

本場アメリカでのそういった流行をいち早く捉え、新生ヤマハが送り出してきた刺客が「ヤマハ BOLT(ボルト)」です。

 

ヤマハ自身が"Ultimate Purely Bobber"というキャッチコピーを掲げている通り、鉄そのものが持つメタル感とエンジンの塊感をウリとした力強いスタイリングで注目を集めている期待の新生です。

 

見た目からしてハードボイルドな雰囲気のあるボルトですが、シート高690mmと低めにマウントされたシートは意外にフィット感が高く、いつまでも乗り続けていられるほど快適。

 

専用装備をあしらった上位グレードの「BOLT Rスペック」では、バックスキン調の黒皮シートに加え、ゴールドが目に眩しいリザーバー付専用リアサスペンションなど、見た目にもグッとくる質感の高さが完成度を飛躍的に高めております。

 

走りについても文句なしで、ヤマハ車らしい軽いハンドリングと941ccの大排気量エンジンならではのゆとりが感じられ、低速から高速まで実にパワー感のある走りが楽しめます。

 


 


 

それもそのはずで、このボルトのオリジナルは輸出専用車である「ヤマハ XVS950」。

 

海の向こうでは「ミッドナイトスター」の名を与えられたモデルであり、走りの楽しさは非常に好評を博したモデルですから納得です。

 

足つき性に優れたロー&ロングスタイルでありながら、キビキビ走って気楽に倒し込めるその走りの楽しさは、ハーレーダビッドソンの名車・スポーツスターシリーズにひけを取らない抜群の楽しさがあります。

 

(大型免許があるのに、今さら国産のジャメリカンなんて…)などと考えず、ぜひヤマハショップで試乗してみてください。

 

そのメタル感とバイク本来の原点的な楽しさにあふれた「ヤマハ BOLT」は、あなたの大型アメリカン観に大きな転機を与える刺激的な一台であることをお約束いたします。

 

ホンダ発・打倒スポーツスターの和製アメリカン ホンダ VT750S

 

 

「Shadow RS」の名を与えられ、北米マーケット戦略車として本場アメリカで戦っている本格的なクルーザーモデルが2010年に発売された「ホンダ VT750S」です。

 

1997年に発表された「シャドウ750」をベースにし、チェーン駆動を採用し外装の簡略化などにより、大幅な軽量化を実現。

 

それと合わせて前19・後16インチというタイヤサイズを採用し、まさにハーレー・スポーツスターを彷彿とさせるスタイリングの持ち主です。

 

敢えて排気量的に不利な「750cc」という排気量に拘ったホンダ車にしては珍しい仕様ですが、乗ってみるとその軽快な運動性能に舌をまくほど。

 

最高出力が42ps相当と控えめなため、スポーツスターと比べると大人しい印象を受けますが、心地よいトルク感と過不足ないパワー感は私たち日本人にとってジャストサイズと言えるほど収まりがよく、乗れば乗るほどにその実力の確かさを実感することができます。

 

アメリカンとしてはかなり高めのシート高750mmという点も、跨ってしまうとやや低めのネイキッド?と感じるほどナチュラル。

 

柔らかいシートがライダーの全体重を優しく受け止め、車体バランスのよさで優雅なコーナリングを披露できるほど運動性能に優れております。

 

さすがにネイキッドのようにフルバンクさせることは難しいですが、本家スポーツスターよりもスポーツ性能は高く、立ち上がりのよさも好印象。

 


 


 

両者を並べてみると、VT750Sの方が長くスリムに仕上げられているのが特徴のひとつです。

 

広大な土地をタフに走り抜けるというよりは、日本の道路事情に合わせた日本車らしいエッセンスが詰め込まれたバイクで、総合的な評価でもスポーツスターと遜色ない出来栄えと言えます。

 

街乗りからツーリング、ワインディングまで幅広くこなす守備範囲の広さがVT750Sの持ち味で、大型アメリカンバイクにスポーツ性を求める方におすすめの一台と言えます。

 

唯我独尊の超個性派クルーザー! ホンダ VT1300CX

 

 

高めにセッティングされたハンドルマウントに、大きく張り出したロングフォークと縦長のタンクが目を惹くのが、2009年に北米で販売を開始した「ホンダ VT1300CX」です。

 

海外名「Fury(フューリー)」の名を与えられたこのマシンは、海外のカスタムクルーザー界において高い人気を得ており、とてもメーカー純正バイクとは思えないほど個性的なフォルムとなっております。

 

その車体サイズは全長2,575mm×全幅900mm×全高1,150mmと非常に大きく、乾燥重量307kgという抜群の巨体となっており、ハーレーが誇るビッグツイン車と並べても圧倒するほどの存在感を放つ異端児です。

 

管理人も初めて目にした時は(随分とド派手なカスタム車だなぁ)と驚かされましたが、これがホンダの純正車両と聞いて二度びっくり。

 

良くも悪くも非常に人目を惹きつけるオーラを持った傑作クルーザーです。

 

前90/90-21のタイヤサイズに対し、後200/50R-18という規格外のタイヤサイズにも圧倒されますが、乗ってみると意外な一体感があり、最大トルク10.5kgm/2,750rpmという極太の低速トルクが実に心地よく感じられます。

 

ハンドル位置の高さと、寝かせたロングフォークの印象で曲がらないような錯覚を起こしてしまいますが、スッとキレの良いハンドリングは意外性の塊。

 

乗り手に対する素直さがホンダ車であることを如実に証明しており、100km/hクルージングレベルで不満を覚えることはまずありません。

 


 


 

フレームとエンジンの間に設けられた「ハイネックスタイル」により、見た目だけでもインパクト十分で、オーナーの所有感は国産アメリカン中間違いなくトップクラス。

 

これだけ個性的なVT1300CXですが、残念なことに生産終了のアナウンスが告知され、現在販売されているのが新車として購入できる車両の全てとなっております。

 

しかし、意外に中古バイク市場ではかなりお手頃な価格帯で販売されており、モノ次第では50万円そこそこで購入可能という興味の湧いた方にとって嬉しい知らせもあります。

 

これだけの個性派だけに、お近くのショップで見かけることがあればまずは試乗してみることをおすすめいたします。

 

見た目とのギャップに思わず惚れこんでしまうほど、クルーザーの魅力がたっぷりと詰まった魅惑的な一台であることは管理人が保証します。

 

硬派なイメージのワルなマシン! ヤマハ XV1700ロードスターウォーリア

 

 

2002年から2012年までの間、北米専用車両のヤマハ最大排気量車として販売されていたマシンが「ヤマハ XV1700 Roadstar Warrior(ロードスター ウォーリア)」です。

 

XVビラーゴシリーズの大排気量ラインナップである「ミッドナイトシリーズ」からの派生モデルであり、本場アメリカのクルーザーに負けないだけのド迫力ボディが最大の特徴となっております。

 

全体的なイメージとしては、現行ハーレーの人気モデルのひとつである「V-RODファミリー」のナイトロッドに近いものがあり、マッチョでいかつい「ワル」のオーラが漂う個性的な和製アメリカンです。

 

生産終了後はXV1900シリーズにバトンタッチしましたが、量産型のクルーザーとしては世界初となるアルミフレームを採用するなど、技術的にも見所の多いバイクです。

 

前120/70-17、後200/50-17インチという極太のリアタイヤなど、古き良き時代のホットロッドスタイルを見事に守り、初代VMAXが獲得したファン層の期待に応える抜群の存在感が自慢となっております。

 

また、ハーレーと同じ「空冷OHV2気筒エンジン」で1,670ccの大排気量を実現した点も注目すべきポイントのひとつで、鍛造ピストンなどの採用でハイパフォーマンスを実現しています。

 

全長2,385mm×全幅955mm×全高1,120mmとかなり幅広の車体のため、スポーツ走行は苦手と思われがちですが、ワイドなリアタイヤのグリップ力によってコーナリング時の安定性はかなり高めです。

 

最高出力84.3ps/4,400rpm、最大トルク13.77kgf・m/3,750rpmとかなり低速仕様となっており、少しスロットルを開けるだけで十分なパワーがいつでも取り出せる力強さが身上です。

 


 


 

日本ではプロスト・コーポレーションが窓口となって販売されておりましたが、2005年に早々と販売を終了してしまい、現在では稀少車として扱われております。

 

そのため、中古バイク市場でも玉数はかなり少ない部類に入りますが、相場価格の平均は50万円台後半から60万円台後半までと意外に安価で、大排気量クルーザーとしては比較的手を出しやすい価格帯だと言えます。

 

初代VMAX同様、非常に独特のフォルムで好き嫌いが明確に分かれる車種ではありますが、ハーレーのV-RODシリーズがお好きな方であればかなりおすすめの一台です。

 

和製アメリカンの常識をぶち破った革命児! カワサキ エリミネーター900

 

 

カワサキというメーカーにとって、「900cc」という排気量は非常に特別な意味を持ったものですが、それは1985年に発売を開始した「カワサキ Eliminator(エリミネーター)」においても同様です。

 

1985年の900ccという数値でピンと来る方もおられるかと思いますが、このエリミネーターの水冷エンジンは初代ニンジャ・GPZ900Rのハイスペックエンジン。

 

それだけに和製アメリカンとしては異例の最高出力115ps/9,000rpmという途方もないハイパワーを発揮し、パワーウエイトレシオ2.1kg/ps相当というモンスターアメリカンです。

 

ルックスは70~80年代にアメリカで流行した「ドラッグレース」用の車両を意識したもので、全長2,240mm×全幅810mm×全高1,075mmと現行400ccアメリカン並みのサイズながら独特のオーラを放つマシンとしてマニアックな人気を保ち続けております。

 

ノーマルマフラーがスラッシュカット状になっている点や、車体前部に設置された大型ラジエータなど、コンパクトにまとめられた感のある「和製アメリカン」の常識を見事に粉砕。

 

このことが大きな転機となり、「ヤマハ XV1100シリーズ」など国内メーカーが次々に海外向けクルーザーを開発するきっかけとなりました。

 

ドラッグレーサー然とした独特のスタイリングから、非常にカスタム映えのする車種のひとつで、ビキニカウル装着が定番カスタムとなっております。

 


 


 

最高出力もGPZ900Rのエンジンベースらしく、160kmまで力強く加速し、空気の壁にぶち当たるという表現がぴったりの怒涛の鬼足が魅力のひとつです。

 

このスタイリングのため、空力抵抗はかなり悪いと言わざるをえませんが、「ヤマハ VMAX」同様に独特のスタイリングを持ったクールなバイクであることは確かです。

 

古いモデルですので玉数はさほど多くはありませんが、中古バイク市場では40万円台での取引が多く、フルカスタム車両でも60万円ほどで購入することができ、ハーレーのビッグツインスポーツモデルとがっぷり4つで戦える数少ない車種のひとつです。

 

「ジャメリカン」の蔑称はすでに過去の遺物! 国産アメリカンには様々な魅力あり!

 

以上、普通二輪免許で乗れる250ccクラスから、大型二輪免許が必要な750cc超えまでで10車種をご紹介させて頂きました。

 

管理人が実際に乗ってみた上で、(これは…!)と感じたものからピックアップさせて頂きましたので、かなり独断と偏見が入っていることは否定しませんが、どれを取ってもハーレーに負けないほど魅力的なモデルであり、バイク乗りにとってはたまらないテイスティなモデルばかりです。

 

現行モデルから旧車にラインナップされるものまで様々ですが、こうしてみるとそれぞれに独自の個性があり、和製アメリカンの蔑称であった「ジャメリカン」という呼び名が既に過去の遺物であることがよく分かりますね。

 

日を追うごとに春めいた暖かさになってきた今日この頃、お出かけ用のアメリカンバイクを試乗しにお散歩ライド、なんていかがでしょうか?

 

 

 

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