【年代別】ハーレーダビッドソンの名作エンジン10選

ハーレー

 

 

はじめまして。管理人のナオです。

 

ハーレーのエンジンって何種類あるんだろう?
そんな疑問にお答えするため、このページではハーレーの歴代エンジン10選をご紹介しています!


 

 

110年以上もの歴史をもつキングオブアメリカンメーカー、ハーレーですが時の流れと共にエンジンは常に進化してきました。

 

クラシカルな外観からエンジンはそこまで進化していないと思われがちですが、実際は細かい改良とともにパワー静粛性ともに格段に向上しています。

 

ハーレーのエンジンの進化とともに、それぞれのエンジンの特徴をご紹介いたします。

 

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1.フラットヘッド

 

ハーレー,フラットヘッド

http://www.harleyengine.net/flat-head.html

 

1929年から1974年まで搭載されていた、ハーレーの中でも特に息の長いエンジンになります。
1929年に登場したDモデルで、サービカーと商業用のトライクを含めると1973年まで生産されていたエンジンです。

 

構造がサイドバルブエンジンのため、ヘッドの裏側にロッカーアームやバルブが無く、平らになっていることからフラットヘッドと呼ばれています。

 

ハーレーの歴代エンジンの中では一番採用年数が長く、排気量も750cc、1200cc、1340ccと種類も豊富。

 

アメリカ陸軍の軍用車両として第二次世界大戦で使用された経歴を持ちます。

 

2.ナックルヘッド

 

ハーレー,ナックルヘッド

http://www.nagoya-harley.com/menu3-2.html

 

ヘッドカバーが拳を握りしめたような形状から「ナックルヘッド」と呼ばれているこのエンジンは、ハーレー初のOHVエンジンです。

 

登場してから4年間は排気量が1000cc(Eモデル)でしたが、1941年からは1200cc(Fモデル)が追加され1947年まで生産されていました。

 

そして翌年にはチューニングがほどこされたナックルヘッドが最高速テストで220kmをたたきだすという功績をのこしています。

 

旧車好きには今でも愛されているハーレーのエンジンのひとつです。

 

3.パンヘッド

 

ハーレー,パンヘッド

http://www.virginharley.com/engineguide/panhead/

 

1948年から1965年に搭載されていた、今でも人気のあるエンジンです。

 

裏返したヘッドカバーの形状が、まるでフライパンを思わせる様から「パンヘッド」という相性で親しまれていたエンジンです。

 

ナックルヘッドエンジン同様に、1000cc(Eモデル)と1200cc(Fモデル)があり、Eモデルは1952年で、Fモデルは1965年に生産を終えています。

 

また、パンヘッドには初年で製造された唯一のスプリンガー装着車両があり、通称「ヨンパチ」と呼ばれハーレーフリークの間では、今なお高値で取引されているレアモデルです。

 

4.ショベルヘッド

 

ハーレー,ショベルヘッド

http://caferacer.bitter.jp/harley/shovelhead/

 

アメリカでよく見かける巨大な耕作機(ショベル)に、エンジンのヘッド部分が良く似ていることからショベルという名前がつきました。

 

1966年~1969年まではパンヘッドの腰下を流用していて、通称アーリーショベルと呼ばれていました。

 

そして、1970年からはクランクケースが一新され、ジェネレーターからオイルネーターに発電方法が変更されました。

 

この頃からキック方式からセルモーター方式での始動が主流になりました。

 

ショベルはカスタムベース車としても今でも人気の高い車両です。

 

5.エボリューション

 

ハーレー,エボリューション

http://www.virginharley.com/engineguide/evolution/

 

ショベルと生産が1年かぶった1985年に登場した近代的な高性能エンジンです。

 

その名の通り、「進化」を意味する「エボリューション」が名づけられていて、耐久性、信頼性が今までのモデルに比べてはるかに向上しています。

 

また、軽量化と放熱性を高めるためにシリンダーはアルミ製に変更したことが1番の特徴です。四角い見た目から「ブロックヘッド」と呼ばれていましたが、あまり定着することなく、エボリューションを略してエボと呼ばれることが多くなっています。

 

6.ツインカム88/98

 

ハーレー,ツインカム

http://www.virginharley.com/history/history04/

 

エボリューションエンジンの製造が終わった年に、ツーリングファミリーとダイナファミリーに採用されました。当時のハーレーダビッドソンファミリー史上、最大の排気量を誇るツインカムエンジンとして注目を集めました。

 

そして、ネーミング通りにシングルカムからツインカムに変更されたことからこの名前が付きました。1999年から2006年までは88キュービックインチ(1450cc)が生産され、2007年には96キュービックインチ(1580cc)に排気量がさらにパワーアップしたエンジンです。

 

7.エボスポーツ

 

ハーレー,エボスポーツ

http://www.virginharley.com/familyguide/guidesportster/

 

レースに勝つための技術がふんだんに培われたスポーツスターエンジンは、大きく分けて2タイプです。1957年~1985年に製造されたショベルヘッドエンジンと、1986年に誕生したエボタイプになります。

 

かなりマニアックな前者に比べて、後者は現行版のビジュアルとなんら変わらない定番のスポーツスターエンジンと言えます。

 

1986年に登場してから進化を続け、V2エボリューションエンジンになって、いまなお生産し続けているハーレーにとって必要不可欠なエンジンです。

 

8.レボリューション

 

ハーレー,レボリューション

http://forride.jp/motorcycle/harley-davidson-engine

 

2002年にリリースされたハーレーダビッドソン初の水冷DOHC(ダブルオーバーヘッドカム)エンジンであり、VRSC(V-ROD)専用設計のエンジンです。

 

冷却水(クーランと液)がエンジン周りで循環することによって、エンジン熱が冷えるという今までのエンジンとは全く異なる構造になっています。

 

また、高回転型に変更されており、4バルブで燃費効率もアップされているほか、効率的に高出力を可能にしたハーレーにとって革命的ともいえる最新鋭のエンジンです。

 

9.ツインカム103

 

ハーレー,ツインカム103

https://allabout.co.jp/gm/gc/460061/

 

ツインカム96B(1584cc)よりも105cc上回るニューモデルエンジンこそ、ここで紹介しているツインカム103(1689cc)です。見た目はツインカム96とはさほど変わりませんが、105ccの違いと侮るなかれ、アクセルを軽くひねると突き抜けるよいうなトルク感を味わうことができます。

 

ツインカム110

 

ハーレー,ツインカム110

https://allabout.co.jp/gm/gc/460061/

 

ハーレーのエンジンの中で一番大きな排気量を誇るエンジンが「ツインカム110」です。主にCVO(Custom Vecheicle Operation)と呼ばれるファクトリーカスタムモデルに搭載されていて、排気量は1801ccもあります。

 

まさにモンスター級のエンジンといえます。

 

ハーレーのエンジンまとめ

 

ハーレーのエンジンは進化していないと思われがちですが、実際は驚くほどの進化を遂げています。

 

V型エンジン独特の鼓動感、完成度ともにアメリカンバイクの製造では世界ナンバー1と言えます。

 

他の追従をゆるさないVツインエンジンの完成度は、他のメーカーは決してマネが出来ないでしょう。

 

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